どっかで見たような顔?
かなり状態の悪いギヤマンポリプを飼育中のびんの壁に白い点々(赤丸のところなど)。大きさはいろいろですが、おおむね 0.5mm かその程度。壁の上をスムーズにはっていました。で、またなんか扁形動物か?と拡大してみたところ、体にイモムシみたいに節があり(「体節」といいます)、毛もあります(頭の前方、大きい写真で分かると思います)。
いろいろうかがってみると、たぶん、多毛類じゃなかろうか、という結論になりました。
ちなみに、多毛類というのは「ゴカイ」の類です。これに対してミミズは「貧毛類」(少しだけど毛はある)。図鑑など見ても多毛類にそれらしいのは見あたらないのですが、幼生なのかもしれません。
いぼ足、剛毛、顎、などの特徴が大事のようですが、これらはちょっと不明。しばらく様子を見ようと思います。
それにしても2つの目がカワイイ。プラナリアの顔とはまた一味違う。鼻に見えるところはなんだろう?
参考: ウズマキゴカイ (Dexiospira sp.) ←これも多毛類