Last update: 2005/07/10
先日久しぶりに国会図書館(東京本館)に行ったところ、以前とは随分様子が違っていて戸惑いました。2004年秋頃に変ったそうです。以下、変更点をご参考までに書いておきます。
紙に住所氏名電話番号ほかを書き、ゲートを通る時にその紙を渡して利用者カードを受け取る代わりに、利用者カード発行機が入り口に並んでいました。カードも磁気でなくて「スイカ」みたいなICカードで、端末利用時に必要です。
発行の時、入力するデータが多いので結構面倒です。ただし、あらかじめ「利用者登録」をしておけば、パスワード入力だけで済むそうです。
目録をめくったり端末でカタログを見て請求番号を調べ、それを紙の「請求票」に手で書き込んで窓口に出すという形式が変更になりました。請求票発行機がなくなったわけです。端末が使えないと何もできません。
まず、並んでいる端末に利用者カードをセットし、目録(NDL-OPAC)を検索。目当ての資料があったら、そのままオンラインで請求、あとは窓口で出てくるのを待つ、というシステムです。請求冊数などの制限はシステムが自動的にするようです。
紙に書かないで済むし、窓口に並ぶ手間もないし、便利にはなったのですが、請求した実感が薄いので最初ちょっと不安でした(請求情況は端末から確認できます)。
また、コンピュータでの目録検索に慣れていないと大変です。質問を受けてくれる方が巡回していますが、インターネットで見られるNDL-OPACと基本的には同じなので、一度見ておくと良いと思います。利用の手引きもあります。
私は雑誌の検索で戸惑いました。最初は誌名だけで検索し、その後で記事を選ぶ形になります。また、記事検索もできますが、可能な範囲に注意が必要です。
コピーサービスの使い方も少し変わりました。コピーサービスの場所にある専用端末に利用者カードをセットし、手元の資料名が入ったコピー依頼用紙を印刷します。これにコピーするページなどを手で書き込み、窓口に依頼します。
公開: 2005/07/10