ギヤマンクラゲ
(ポリプとベイビー誕生)

Home
Last update: 2000/10/09
polyps of Tima formosa

飼育びんの外側から撮影

a hydranth ギヤマンクラゲ(Tima formosa)のポリプです。 一つ一つのポリプが茎のようなものでつながっているのが分かると思います。 イチゴなどがストロン(stolon: 匍匐枝)を出して広がるような感じ。 実際にこの枝をストロン(stolon: 走根・hydrorhiza: ヒドロ根)というようです。

左はひとつのポリプ、即ち「ヒドロ花: hydranth」を真横から。満腹状態か、本体が丸みを帯びていて、基部との境目がよく分かります。この下の細いのが「ヒドロ茎: hydrocaulus」かな?

bottles

このポリプはjfishのミカワヤさんからこの夏前にいただきました。 右の写真の容器(500mlペットボトル改・ミカワヤさん原案)で飼っています。 ボトルの肩から上を切って中に入れ、サンゴ砂(荒目)少々、上からエアチューブを入れて、容器全体がろ過器になるという構造。

でも、ギヤマンはどうも暑さに弱いようで、 小さな保冷庫を導入して18度程度に保つようになってから大変調子がよくなりました。 おかげさまで今のところ、ボトルの壁の1/3近くに広がっています。

なお、左のボトルはミズクラゲポリプ用、こちらはなぜかイマイチ殖えてくれません。



現在のところクラゲ芽はついてないのですが、いただいた直後にクラゲ芽からクラゲが遊離するところを観察できたので、以下に示します。

2000/06/28

昨晩クラゲ芽を発見しましたが、あまり元気なかったので、とりあえず写真を撮って寝ました。朝起きて見たら、おおっ!出かける前にみたら、もうクラゲの形。おかげで今朝は2時間休暇 ^^;

夕方帰ってきたら、まだ遊離していませんでした(18:32)。が、気が付いたら遊離してました。瞬間は見られず。

01:09 06:27
07:49 18:32

baby giyaman マミズのベイビーに比べて相当大きいです。ポリプやブラインとの大きさの比較は、18:32の写真を見てください。遊離しちゃうと動きが活発で撮影は大変困難でした。右の写真は苦心の作。レタッチで救済。

2000/10/09

これから触手が長く伸びてギヤマンらしくなるのですが、私は育てるの失敗。 ギヤマンらしいってどんなの?という方(知っている方も)、 Jelly & Mewさんのところで、ちゃんと育った記録が見られます(「ギヤマンクラゲの館」)。どうぞごらんください。


こちらのくらげもよろしく→ まみずくらげ:目次


撮影: 2000/06/28, 09/15, 10/07 公開: 2000/10/09