IXY L

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Last update: 2004/04/04


先日、キヤノンの IXY L を買いました。すごく気に入ったのでご紹介。


このカメラは、CMなどでも、写真が撮れるアクセサリー、お洒落なカメラ、というイメージをアピールしています。私はちょっとそういうのはねぇ、ということで、ほとんど興味を持っていませんでした。

水中ケース

IXY L in allweather case

それじゃあ、なぜこのカメラに目をつけたか、というと、磯遊びとか水辺に持っていけるカメラを物色していたのです。潜水をやるわけではないので、本格的な水中カメラの必要はなく、水の中にちょっとつっこんでも撮影OK、という程度のものがほしかった。

それでいろいろなところを見ているうち、このIXY L に「オールウェザーケース AW-DC10: 7,800円(税別)」があるという話を知りました。3mまで潜水可能!

マクロ!

これは、というのでこのカメラのことを調べてみると、マクロもかなり強力なのです。ほぼ切手大の範囲を画面いっぱいに写せるらしい。これなら地上でも十分使えそう。

レンズは単焦点でズームなし、光学ファインダもなし、記録メディアはSDカードで、バッテリは専用リチウムの小さいもの、 …と、このへんは抵抗がないわけではありませんでしたが、お店でみたらなにしろ小さい。楽にワイシャツの胸ポケットに入る。これなら許してしまう、ということで早速購入となったのでした。

stamp center edge

せっかくなので、実際にどのくらい寄れるのか、切手の上に定規を置いて写してみました。ご覧の通り、幅25mm程度を一杯に写せました(公式には24x18mmまでとなってます)。

画像を縮小してますので、2ヶ所だけピクセル等倍で切り出しておきます。中心から外れるとちょっと甘くなりますが、私にとっては十分許容範囲。ゆがみも少なく、ここまで寄れるのは大したものだと思います。

その他

デジタルズームがついています。後から切り出せば同じじゃないか、と、これまで馬鹿にしてきたのですが、こういうカメラだと利用価値が結構あるな、と思いました。

バッテリーについては、このカメラだけで一日撮影、というような使い方はしていないので、本当のところは分かりませんが、特に持ちが悪い印象はありません。

不満をしいて言えば、FUNCボタンを押してカーソルキーでモード切替をするとき、ちょっともたつくとか、(同じノイズで)感度がもう少し高いと嬉しい、とかそのくらいです。 色合いはキヤノンらしく極めて鮮やかで、ちょっとやりすぎと感じる時もありますが、おおむね気にいっています。

とにかく小さいのが良いです。毎日いつも持ち歩くカメラとして定着してしまいました。このくらい小さくて軽いと、(落としたり、どこかに忘れたりしそうで)ハンドストラップだけでは不安なので、首からぶら下げています。

肝心の水中はまだ出番がなくて、ただいま研究中、といったところ。機会があればまた書きます。


参考:キヤノンの製品情報 (IXY DIGITAL L)
http://cweb.canon.jp/camera/ixyd/l/


公開:2004/04/04