ヘビ?(じゃないのだ! 東京都港区)
ひゃー、びっくりしました。良く似てますねぇ。長さ5cm程、太さ小指程度。しばらくはどうしても小さいヘビ(のちぎれたの)に見えてしまいました。草むしりしていた家人が発見して通報。
良く見たらしっぽにツノが生えている(右)ので、スズメガの類だろうとわかりました。いろいろ本を見てるうちに、平凡社の日本動物大百科9昆虫II(p. 91)にズバリの写真を発見。
ビロウドスズメ Rhagastis mongoliana の幼虫だそうで、「ヘビに擬態しているといわれる」とキャプションつき。保育社の原色日本蛾類図鑑(下)(p. 243)でも、「一見マムシの頭部を思わせる」とコメントあり。最大で75mm位になるそうです。
付近にツタが多くあるので、これを食っていた模様(図鑑の記述より推定)。元気が(私に)あまりなかったので、飼育はまぁいいやぁ、と元に戻しました。
ここはひとつ、「擬態」についてお勉強せにゃならぬのですが、いつになるかわからないので、とりあえず公開とします。