ごらんのように「かび」であります。後ろ、緑にボケているのはウキクサ。
放っておいた容器の水面の上に生えちゃいました(なんとみっともない! ^^;)。でもこのカビ、なかなかキレイなんです。なんかつやつやしている感じ。
で、これは何か?胞子の観察くらいやれば良かったのですが、失敗したか忘れたか、で、してません。更に写真もイマイチだったのでしばらく放っておいたのですが、
もしや「細胞性粘菌」の子実体(しじつたい)ではないか???
とふと最近思い始めました。
かび(真菌)でも真正粘菌(変形菌)でも似たようなものがありますが、これは、
というあたりが、非常にあやしい。これは「キノコの世界・菌界5」(朝日新聞社、植物の世界別冊)のp.152、萩原博光先生コメントにあるのです。野外観察は困難なので、普通は土を取ってきて培養するんだそうですが、まぁ、これはそういうのに近い状態ですね。真実はいかに。といっても実物はもうないんですけど ^^;
右がアップにした図。ホントのつるつるではないように見えます。やっぱりフツーのかびでしょうかね?
しかし菌類は久しぶり、というかこれで2回目。 このところ菌類どころか植物もなく、ずーっと動物ネタばかりで、 Yahoo にもなぜか「動物学」で出てしまってますけど… ま、いいか ^^;
各種「菌」のこともそのうち書かねばいけませんね。うむぅ。