水中で巣?をつくる細長いムシ

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Last update: 1999/09/25


head? of the worm

淡水コケムシ探しで取ってきたゴミの入った水をいまだに時々見ています。で、また変なものを発見。上の写真が問題のムシ。頭?を巣?から出したところで、水面に浮かんでました。「巣」の材料の中にはコケムシの休芽も見えます(左の茶色い楕円のやつ)。


出ているのがほんとに頭なのか不明ですが、まぁ、出したりひっこめたりいろいろ動かして様子を伺ってるとすれば、しっぽではないだろう、とは思います。時計皿にとって見ていると、この頭を支点にして(吸盤のようにして?)巣?ごと動くこともあります。

「巣」全体の様子は次の写真の方がよく分かると思います。「巣」の全長が約4mm。

tube worm (left) tube worm (right)

この2枚、よく見ると同じ「巣」なのがお分かりと思います。中に2匹入っているのか、あまりそうは思えないけど、そうしたら中で方向転換したのか? とにかく、巣の両側に出入口があるようです。

左の写真はクリックで大きくなります。ムシの消化管や体節のようなものが見えます(34KB)。

ミミズの類だろうか? つかまえてちゃんと顕微鏡で見て標本作って、ってやらなきゃいかんなぁ、と思いつつ…(ぶつぶつぶつ)。


撮影: (d) 1999/09/25