妙な藻類

two Coleochaete

closeup of Coleochaete

自宅水槽のガラス面についてた「コケ」。
固くくっついてるのではなく、だんだんフワフワとして浮いてきたもの。
大部分は糸状の藻類だったが、一部にこういうのがあった。
一瞬、「コレオケーテ」を彷彿とさせるが、こんなとこにいませんよねえ？？？
分枝してるようにも見えるけど、これから糸状になっていく？
スケール入れてないですが、上は10x15,下は40x15で撮影。

「コレオケーテ」というのは、陸上植物の祖先はこの手の植物だったろう、と教科書に出てくるやつです。私は写真しかみたことありません。

封入剤の記事引用願いのついでに、山岸高旺先生（東京プランクトン研究所）に写真を見ていただいたところ、これはやっぱりコレオケーテ Coleochaete属の一種とのお返事をいただきました。どうもありがとうございました。

この連中はどこにでもいるそうです。スライドグラスなどを水中に一月ほどぶらさげておいて見てください、とのことでしたので、皆様もどうぞやってみてください。

でも、これが「あの」コレオケーテか、と思うと、なんかちょっと感動するなあ。